ヘアカラーの基礎知識
★アルカリカラーとは
自在に明るさや色味をコントロールできます。
いわゆるおしゃれ染めはもちろん、白髪のおしゃれ染めもできます(8〜9トーンまで)※近年流行の透明感のある外国人風の色にしたい方は【ブリーチ・オン・カラー】がおすすめ
★ヘアマニキュア(酸性カラー)とは
酸性でダメージレスなカラーです。一般的には白髪染めとして使います。黒髪は明るくなりませんが白髪の量が多くなれば明るくもできます。※すでに黒く染まっているところや黒髪の部分は明るくなりません。
★香草カラーとは
16種類のハーブを使ったカラーです。一般的に白髪染めとして使います。ハーブの粉を水のみで溶いたオーガニックなカラーなので黒髪は明るくできませんが、白髪の量がある程度ある方は明るくも可能です。←厳密には(明るく=うすく)なので、白い部分のみ明るい状態になります。※既に黒く染まっているところや黒髪部分は明るくできません。
★ブリーチ・オン・カラーとは
ブリーチ剤であらかじめ色素を落とし、近年流行の透明感のあるきれいな色味が表現できます。1回のブリーチよりも2回、3回…色素を少なくしてカラーすると透明感が増していきます。ただしそれに伴いダメージも進行するので注意が必要です。また、色によりますが色の持続期間は2週間程度です。
※ホワイトブリーチやシルバーは最低5回〜10回のブリーチが必要です。
※ホワイト・シルバー・ビビットカラー・ペールカラー(水色・ペールピンク等)の場合は希望色により黒髪からですと合計6〜10時間の時間が必要です。髪と頭皮の事を配慮して、日を空けての施術をおすすめします。
★ハイライトとは
筋状に細かく入れて自然に見せたり、やや太めにはっきりと濃淡をつけたりと様々なテクニックがありますのでスタイルやご希望に沿ったデザインが可能です。ハイライトというと派手なイメージをするかたもいますが、職場などでもなじむ程度のハイライトができます。白髪染めで明るく見せたい方も有効なテクニックです。
※インナーカラー・バレイヤージュ・シャドールーツ等といわれるテクニックも総合的にハイライトの部類に含まれます(すべてにおいてハイライトの色味や明るさの考え方はブリーチオンカラーと同じです)
★リタッチとは
全体(ワンタッチ)に対し、根元の伸びた部分のみ染める技法です。カラーのダメージ対策としては有効な手段で金額も多少リーズナブルとなります(根元3pまで)
毛先の色落ちが気になる場合や色替えの時はワンタッチ(全染め)します
※ご注意:セルフカラー(ホームカラー)のお客様
ご自宅で白髪染め(黒染め含む)をしている髪を明るくししたい場合、脱染という行程なしには明るくなりませんのでご注意ください。ご自分で黒く染めた髪は脱色・脱染(ブリーチ)+染色(カラー)が必要となります(黒色によっては色が抜けない場合もあります)対処方法はいくつかございますのでご相談ください。
縮毛矯正の履歴がある場合も明るさや色味の出方に影響がありますので注意が必要です。
※ご注意
ネット上の画像にて「ブリーチなし」と表示されている画像でも【今回は】が抜けていて、以前ブリーチした状態でのカラーという画像も多く見受けられます。その場合はブリーチが必要です。